writerのkoyoです。
今回はNLP(神経言語プログラミング)を使った、人間のインプットタイプから考えるコミュケーションについてのお話をさせていただきます。
私のプロフィールについてはコチラを参照してください!

今回の記事はサッカーに関係なく、コミュケーションを必要とする人全員に有益な情報となっています。コミュケーションを取らない社会人なんていないですよね(笑)
これを少しでも知ればコミュケーションが一気に上達し、商談や親子関係などの様々なシチュエーションで会話が上手くいくようになると思います!
目次
3つのインプットタイプ

人間には3つのインプットタイプが存在しています。
まずはここから認識しましょう。
視覚優位 – Visual
視覚優位の人は、図や映像などの“見ること”から得られる情報に強いです。
そのため、何かを学ぶ際には、図や動画を利用して視覚を刺激しながら行うと効率よくインプットすることが可能です。
聴覚優位 – Auditory
聴覚優位の人は、音や言葉などの“聞くこと”から得られる情報に強いです。また、言葉に強いので、文章から情報を得ることにも強いです。
例えば、語学を勉強する際などは、ただ書くのではなく実際の音源を聞きながら行うことで聴覚を刺激することで効率の良いインプットになります。
体感覚優位 – Kinesthetic
体感覚優位の人は、実際に自分の体が“体感したこと”から得られる情報に強いです。具体的には、触覚・嗅覚・味覚の3つが主です。
例えばスポーツの動きをインプットしたいときは、コーチの動きを見ながら自分でも身体を動かすことで効率の良いインプットとなります。しかし、視覚・聴覚と異なり、インプット自体に時間がかかりやすいです。
アウトプットの仕方が異なる
人は先程紹介したインプットタイプがアウトプットにも影響を及ぼします。
なので、その人が何のタイプかを見極めるには、その人の話し方やよく使う表現などを観察すればいいのです。
視覚優位 – Visual
- 会話中に視線が上方に向きやすい
- 比較的早口で話す
- 視覚に関する言葉を多用しやすい(明るい・イメージ・ビジョンなど)
- 派手な配色の服装が多い
- 外見で判断しがち
聴覚優位 – Auditory
- 会話中に視線が左右に向きやすい
- 論理的に話すので、理解しやすい
- 聴覚に関する言葉を多用しやすい(響き・リズム・うるさいなど)
- 白黒灰色などの地味な配色で整った服装が多い
体感覚優位 – Kinesthetic
- 会話中に視線が下方に向きやすい
- 話しや動作などが比較的ゆっくり
- ボディランゲージを多用しやすい
- 形容詞・形容動詞による表現が多い
- 機能性を重視した服装が多く、あまり外見を気にしていない
VAKをコミュケーションに応用しよう

ここまで人間のインプットとアウトプットの対応についてを見てきました。
どうでしたでしょうか?
これらを読んでみて自分はどのタイプに当てはまるかが何となく想像できましたか?
このコミュケーションのタイプは主タイプと副タイプの2つが作用します。稀に3つすべての要素を持っている人もいますが、大方最も影響しやすいタイプとその次に影響しやすいタイプの2つの人が普通です。また、1つしか持っていないという人ももちろんいます。
それらはコミュケーションを取りつつ「この人は視覚優位っぽいな」などと観察してみてください(笑)
ちなみにですが、私は主タイプが聴覚優位で副タイプが視覚優位です。ですので、私が勉強で使っていたノートは図表と文章が混在したノートになっています。
さて、ここから本題に入りますが、これらを知った上でコミュケーションに応用する必要があります。
まず、これらを見て自分がどの対応なのかを判断してください。
一致する項目が最も多いものがあなたの主タイプです。
また、それが終わったら家族などの身近な人のタイプを考えてみましょう。普段の言動や好む色やファッションなどから大体ですが判別ができます。近しい人の判別ができるようになったら、今度は仕事仲間や先輩、営業先などで観察してみましょう。
相手のインプットタイプに合わせてアウトプットする
これらを活用するには、相手のタイプを素早く見極める必要があります。
相手のタイプの判別ができたら、今度はその人のタイプにあった方法でアウトプット(話す)してみましょう。きっとコミュケーションがスムーズにいくはずです。
一例を挙げますが、商談などの際に始めの挨拶やちょっとした世間話の際に相手が視覚優位っぽいなと判別できたとします。
この場合、商談の際には言葉だけでなく、図面や映像などの“見る”要素を相手に提示しつつ話すことでその商談の成功率はグッと上がります。
私はサッカーコーチなので、サッカーを子どもたちに教える際にも活用しています。聴覚優位の選手は論理的な思考を好み、よく聞いてくれるのでしっかりと理屈を説明した上でプレーしてもらったり、視覚優位の選手には実際にお手本を見せてマネしてもらうなどの工夫をしています。
このようにしてアウトプットすることで、相手に自分の話に聞き入りやすい状況を作り、自分の流れに話を持っていきます。また、相手も自分のインプットタイプに合った話を聞いているので、理解度が早くなりコミュケーションがよりスムーズに取れます。
終わりに
NLPに基づくコミュケーションの取り方について知ってどう思いましたか?
今まで他人とのコミュニケーションが上手くいかなかった人などは特に実践してみてほしいです!実際に私も指導の現場で活用していますが、それを知る前と比べてより理解してもらいやすくなりました。
また、何かを勉強する際に上手くいかなかった人は、自分のタイプに合った勉強方法だったかを思い返してみてください。もし自分のタイプに合っていない勉強方法を取っていたとしたら、あなたはまだまだ成長できる余地があるということです!
これだけ有益な情報を多く含むNLPですが、何故かあまり世間一般には知られていません。世界の有名企業やスポーツのトップ層などでは活用されているようですが、我々一般人にも応用できる内容です。
是非、明日のコミュケーションから試してみたください!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
writer koyo