Football

成長期におすすめのサッカー以外の習い事【プレゴールデンエイジ】

サッカーをしている少年

現在の小学生の習い事ランキング1位はサッカー!
ではなく、スイミングです(笑)

スイミングは「丈夫な体つくり」や「レジャーで海や川遊びに行く際にも泳げた方が安心」などの理由から人気だそうですね~

どうも!
writerのkoyoです!

今回はサッカーの上達を目的とした上で、他にやった方が良い習い事についてご紹介したいと思います!

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サッカー以外にやった方が良い習い事と一概に言っても「何すればいいの?」とお考えのことだと思います。サッカーに限らず、10~12歳の時期に来るゴールデンエイジという期間は、人間の運動能力が爆発的に上昇する期間です。

来たるゴールデンエイジエイジに備えて、保護者の皆様が子どもに経験させておいた方が良い習い事について解説します。

全身運動「スイミング」が最も効果的

水泳

冒頭にスイミングが習い事のランキング1位とご紹介しましたが、スイミングは子どもの運動能力の発達に最も効果的なスポーツの1種です。

サッカーに限らず、人間が局所的にフルパワーを出すには全身を十分に使えていることが大事です。そのため、プレゴールデンエイジ(~9歳)に身体能力の基礎作りのため、全身を使ったトレーニングが必要となります。

スイミングは全身を上手く使わないと上手に泳げませんよね。
また、泳ぎ方によって体の使い方を変えなくてはならない点を良いポイントです。

水泳の選手にはなんとなく申し訳ないですが、スイミングはサッカーの上達において通過点となるべき項目の1つだと言えます。

もちろん必ず習う必要はないですが。プレゴールデンエイジに全身運動の基礎を見つけているだけで、ゴールデンエイジでの成長度合いが全然違ってきます。

格闘技もアリ

格闘技

格闘技の中でもボクシングやキックボクシング、ムエタイなどが特におすすめです。

これもスイミングと同様で、全身運動の枠に入ります。

例えば、ボクシングですが、一般人からするとパンチを行うので上半身――特に腕にフォーカスをしがちですが、あの強烈なパンチの裏には腰の振りや下半身のエネルギーを利用していたりする技術が含まれています。

なので、格闘技をやっている人が単に腕力が強いのではなく、全身のエネルギーを拳や脚に集中することに秀でている選手ということです。

体操教室やスポーツクラブもGOOD

最近では子どもの成長に対する科学的な分析が世間にも広まってきており、勉強している指導者ならある程度の知識を身につけています。

プレゴールデンエイジでは、全身運動を中心に様々な動きを経験することが重要です。日本では一般的にアジリティと言われる能力がこのプレゴールデンエイジにカバーすることができます。また、柔軟性や身体をイメージ通りにコントロールする能力なども養うことができるので、サッカー以外のスポーツの場合でも効果的です。

そもそもプレゴールデンエイジって?

皆さんは『スキャモンの発育曲線』についてご存知でしょうか?

スキャモンの発育曲線

この発育曲線は20歳時点での成長度合いを100%とした場合に、身体の各組織の成長度合いを%で表示し、それを曲線にしたものです。

今回、この曲線で重要となるのは「神経型」の曲線です。

スキャモンの発育曲線によると、神経系の成長は8~9歳までの間に80~90%生成されるとあります。そして、その後の10~12歳の間に神経系は完成に近づきます。

つまり、人間は20歳で大体大人と言われるわけですが、神経系に関しては12歳前後の時点で既に成長が止まっていることになります。

だからこそ、このゴールデンエイジがどのスポーツにおいても大切な時期と言われています。しかし、そのゴールデンエイジでより効果的なトレーニングを行うために必要なのがプレゴールデンエイジでの身体の神経系の基礎作りというわけです。

今回は習い事を一例に挙げましたが、別にお金を使って体を動かす必要はありません。日常的な子どもの外遊びの中で様々な身体の動かし方を経験し、基礎体力を身につけるだけでOKなのです。

しかし、現代はネットワークが著しい発達を遂げたネット社会です。
現代の子どもたちは以前と違い、ゲームをして家の中で遊ぶ子どもが非常に多いです。そんな世の中だからこそ、もう一度プレゴールデンエイジに身体を動かすことを目的に外遊びにフォーカスしてみてはどうでしょうか?

鬼ごっこや木登り、学校や公園の遊具で遊ぶのも善し。とにかく身体の色々な部分を動かして、多くの動きを経験することが重要です。ですが、子どもに外で遊んできなさい!と言っても何をしているかまではわかりませんし、その子の性格や好みも異なるでしょう。だからこそ、習い事というカタチが一定の人気を集めているのかもしれませんね!

最後に

運動神経は遺伝ではありません!

このプレゴールデンエイジとゴールデンエイジにどれだけ運動をしてきたかです。太っているおっさんがサッカーが上手くて、逆に草食系の運動をしていないような細身の人がスポーツが苦手なんてことはそれが原因です。
運転神経は後天的に発育することが可能ですので、例えお父さんお母さんが運動が苦手だったとしても問題ありません。

自分ができなかったことを子どもにやらせるのは少し苦に感じるかもしれませんが、そこは親子共々チャレンジ精神を持ってやってみてください!

今回はここまでになります!
ここまで読んで頂きありがとうございました!

writer koyo